 | ミステリー民俗学者 八雲樹 DVD-BOX B0007710RS
■Amazonエディターレビュー 大学の民俗学研究室の助手・八雲樹(及川光博)がゼミの学生である富良野(平山あや)とコンビを組んで、闇深い難事件の数々に民俗学的なアプローチで挑んでいく異色ミステリー。 及川光博にとっては今作が連続ドラマ初主演作品である。八雲と富良野がフィールドワークで訪れる場所は、天狗、天女の羽衣、生け贄、山姥といった伝説、風習、信仰絡みのいかにも怪しげな、いわくありげな山、村、島。「闇は明けました」という決め台詞とともに、民俗学の知識を総動員して真相を暴いていく八雲の人並みはずれた推理力も見どころだが、普段はあまりの頼りなさに富良野からツッコミを入れられることしばしばである八雲のキャラクター自体との、そのギャップこそがとてもチャーミングに映る。浅はかな推測を連発するたびに、目が泳いでいることを指摘される警視庁捜査一課の羽根井(益岡徹)と瀧村(滝沢沙織)のコンビはもっぱらコメディロール担当。その愛すべきダメ刑事ぶりが息抜き的に楽しい。 なお、第1、2話の「天狗伝説殺人事件」、第3、4話の「記憶喪失のかぐや姫」、第5、6話の「生けにえの島の少女」、第8、9話の「やまんばに呪われた村」は2話完結だが、フィールドワークを伴わない第7話「赤い靴の秘密」と八雲の少年時代が描かれる第10話の「冬に咲く桜」は1話完結である。中では「生けにえの島の少女」が見ごたえがある。(麻生結一) |
 | ゴーストシャウト B0008JH808
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 | バツ彼 DVD-BOX B00062J17K
■Amazonエディターレビュー バツがついた30代の男女が恋まみえるチャーミングな恋愛模様は、喉ごし抜群の大人のドラマ。軟派ぶりが過ぎて離婚にまで至ってしまった恭介(高橋克典)は、それでも懲りずに勤務先のアパレルメーカーではOLたちと三角関係に陥るお盛んぶり。そんな恭介に苦言を呈するのは妻に先立たれた後、息子のために再婚しなければとの使命感にかられてお見合いを繰り返すのだが、なかなかうまくいかない硬派な陽平(高嶋政伸)。大学のボート部時代から同じ役回りを演じ続けている2人は、陽平と同じマンションに引っ越してくる夏樹(真矢みき)とその手伝いに来ていた、夫との離婚調停中の章子(稲森いずみ)に出会う。 タイトルからすると、バツがついた同士の恋のさやあてゲーム的な展開に終始するのかと思わせるが、実際はそのダメっぷりがいとおしくなるような三十路魂たちが集う友情物語の要素が色濃い(ちなみに、タイトルの「バツ」は「バツイチ」と「ダメな」のダブルミーニング)。陽平は章子のことが好き、なのに章子は恭介のことが好き。そんな3人は時に意地を張ってみたり、すべてを水に流してみたり。誰かが声を荒げるわけでもないし、何か特別なことが起きるわけでもない。そんな淡いパステル調が実に心地いい。 お互いに主演級にしてあまりにも対照的な高橋克典と高嶋政伸を組み合わせて、そこにこれまた主演級の稲森いずみを間に挟んでくるキャスティングが絶妙。とりわけ、フラれても決してめげない恋愛ゾンビぶりがコンスタントに絶不調な陽平の堅物キャラが笑わせてくれる。(麻生結一) |
 | ミステリー民俗学者 八雲樹 3 B0007N37GE
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 | ミステリー民俗学者 八雲樹 2 B0007N37G4
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 | ミステリー民俗学者 八雲樹 1 B0007N37FU
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 | ミステリー民俗学者 八雲樹 5 B0007N37GY
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 | ミステリー民俗学者 八雲樹 4 B0007N37GO
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