 | パラサイト・イヴ B0002ADHC6
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 | 梟の城 B00009AUVX
■Amazonエディターレビュー 司馬遼太郎の同名忍者小説を、名匠篠田正浩が映画化。戦国末期、織田信長に滅ぼされた伊賀忍者の残党葛篭重蔵は、かつての師匠から豊臣秀吉暗殺の密命を受ける。 同じ伊賀忍者ながら今は豊臣方の家臣となり、武士としての出世を望む風間五平との対決を主軸に、2人のくノ一小萩と木さるとのラブストーリーをはさみながら、裏切り、謀略、そして石川五右衛門の釜ゆで刑まで加わって、盛りだくさんの展開が繰り広げられる。 また、CGによって再現された豪華な襖絵などの桃山美術は、デジタル時代の新たな時代劇に向けて一石を投じたものとなった。やや欲張りすぎてテーマが不鮮明になった感はあるが、中井貴一の暗さをたたえた奥深い表情や、鶴田真由の情熱的な演技などは収穫といえるだろう。(堤 昌司) |
 | コスメティック B00012T238
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 | 黒の天使 Vol.1 デラックス版 B00005LJW7
■Amazonエディターレビュー 『GONIN』などで知られる石井隆が監督した、和製『ニキータ』とも言うべきレディ・アクション。だがそこには石井がこだわりを持つ、男たちの手で人生を変えられた女の哀しくもしぶとい生き様が濃厚に描かれている。 暴力団の内部抗争に巻き込まれ、6歳の時に目の前で親を殺された少女・一光(葉月里緒菜)は、若頭の安田(飯島大介)と“黒の天使”と呼ばれた女ヒットマン・魔世(高島礼子)の手でアメリカに逃亡する。成長した一光はもうひとりの“黒の天使”として、復讐に燃えながら日本に舞い戻る。一光の父の跡目を継いだ元幹部の野木(根津甚八)は、今や黒社会を牛耳っていた。一光を愕然とさせたのは、義理の姉・千明(小野みゆき)が彼の愛人に収まっていたこと。そして憧れの女性・魔世が麻薬漬けにされ、野木の情婦に堕ちていたことだった。アクション映画に挑戦した葉月のリベンジ・ウーマンぶりもさることながら、彼女が憧れる元祖“黒の天使”高島礼子が、大人の女の色香を漂わせる。(斉藤守彦) |
 | 三毛猫ホームズの推理 ディレクターズカット B00005RUSO
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 | 梟の城(ふくろうのしろ) B0000DJWIM
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 | パラサイト・イヴ B00018GXO8
■Amazonエディターレビュー 生物学者の永島(三上博史)は人間の細胞の中にあるミトコンドリアの研究をしていたが、そんな折、妻の聖美(葉月里緒菜)が交通事故で脳死状態に。悲しみのあまり狂気の域に陥った永島は、聖美の肝臓を譲り受け、その細胞に“Eve1”と名づけて培養実験を開始するのだが……。 瀬名秀明の同名ベストセラー小説を映画化したサイエンス・ホラー映画。人類創生以来、人間の細胞に寄生し続けてきたミトコンドリアの、人類への叛乱がテーマとなっているが、原作を換骨奪胎した内容になっており、また当時の技術を駆使したヴィジュアル重視の作品に仕上がっている。最終的に「愛」がモチーフになっているあたりは、評価が分かれるところだろう。監督はTV出身の落合正幸で、これが映画デビュー作。(的田也寸志) |