 | ピーター・パン2 ネバーランドの秘密 B0002L48TQ
■Amazonエディターレビュー ディズニーが製作したほかの古典の続編とは違い、1953年版の『ピーターパン』の続編は劇場公開された。第二次世界大戦の影響で、ウェンディの娘で思春期直前のジェーンは現実主義的で、ロンドンがぼろぼろなのだからおとぎ話や遊びは必要ない、と言い張るような娘になってしまった。フック船長はジェーンをウェンディと間違えて誘拐し、ピーターパンに復しゅうするため「右から2番目の星(ネバーランド)」に戻る。残念なことにこの映画では、この新しい筋をふくらませておらず(ロンドンでのシーンの方が感情に訴える衝撃を持っている)続くのは薄っぺらいオリジナルの焼き直しだ。プラスの面としては、賢いタコがあの変わりばえのしないワニに取って代わったこと、そしてジェーンが堅実で現代的な女性の模範と言える人物だと分かることだ。ストーリーがピーターパン自身のように「成長しきってない」ものの、4〜9歳でオリジナルを見て育った子どもたちは、この冒険の数々を楽しむことだろう。(Doug Thomas, Amazon.com) |
 | トロピカルミステリー 青春共和国 B00013YQPG
■Amazonエディターレビュー ある高校の昼休み、放送部の英子(安田成美)は屋上から西川が飛び降り自殺するのを目撃した。その後、西川の恋人・洋子(武田久美子)が失踪。彼女は若者たちの間で話題になっている自由のパラダイス“青春共和国”へ行ったという。やがて英子たちのもとへ、同国からの招待状が届くが……。 赤川次郎の同名ジュヴェナイル・ミステリ小説を小原宏裕監督のメガホンで映画化。公開時はリアリティのない世界観などに中途半端な印象を抱いたものだったが、カルト集団による事件などを経た現在の眼で見直すと、急激にリアリティを帯びたものとして映えるのだからビックリ。それとも現代がリアリティをなくしてしまったということか。いずれにしても、安田成美は可愛い。ちょうど彼女が『風の谷のナウシカ』のイメージソングを歌った直後くらいに製作された作品であっただけに、初々しいことこの上ない。(的田也寸志) |
 | 源義経 B00005HR1U
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 | 光る女 デラックス版 B000063L21
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 | そろばんずく B00005YUWY
■Amazonエディターレビュー 前年『それから』でキネマ旬報ベストワンなど多くの映画賞を受賞した森田芳光監督が、一転して破天荒なコメディに挑んだ作品。主演のとんねるずは、これが映画初主演。 舞台は広告業界。業界一位のラ社で、血縁を頼って仕事を横取りする桜宮天神(小林薫)のやり方に、業界二位のト社社員・春日野八千男(石橋貴明)と時津風わたる(木梨憲武)が猛然と立ち向かう。そんなふたりをマドンナ・梅づくし(安田成美)が応援する。 いかにもバブル真っただ中に作られた、いわゆるギョーカイ・ノリのコメディ映画。俳優たちの過剰なまでの大げさな演技が、必ずしも笑いを誘うわけではないが、エリート社員に扮した小林薫の奇怪なキャラクターは爆笑を禁じ得ない。 名取裕子、渡辺徹が出演する他、東宝のサラリーマン喜劇の常連だった三木のり平、小林桂樹が顔を見せる。(斉藤守彦) |
 | 犬死にせしもの B000060NFB
■Amazonエディターレビュー 昭和22年。復員兵・重佐(真田広之)は共にビルマ戦線から生還した鬼庄(佐藤浩市)と再会する。瀬戸内海一帯を荒らし回る海賊となっていた鬼庄の仲間に加わった重佐は、ある日大阪の嫁ぎ先へ向かう途中の娘・洋子(安田成美)を誘拐する。ところが嫁ぎ先がヤクザに捜索を依頼したことから、壮絶な戦いが開始される。 西村望の小説「犬死にせしものの墓碑路」を井筒和幸監督が映画化。全編の4分の3が海上シーンという、我が国では珍しい海賊アクション映画。少年時代に帰ったように、素っ頓狂な声を上げて広大な海で暴れまくる男たちは、井筒監督の出世作『ガキ帝国』の不良たちを思わせ、主役である真田広之、佐藤浩市のふたりは半ばヤケクソ気味に前進する弾けたキャラクターを好演。また若き日の安田成美が誘拐された花嫁に扮して清楚な姿を見せる一方、本作が映画初出演の今井美樹のスレンダーな肢体も見もの。(斉藤守彦) |
 | 大河の一滴 B00005UBWA
■Amazonエディターレビュー 100万部を超える五木寛之のベストセラー同名エッセイをもとに、五木自身が原案ストーリーを起こし、日本映画界の重鎮・新藤兼人が脚色、『ハチ公物語』などで知られる神山征二郎が監督したヒューマン・ストーリー。 癌に侵されつつも延命治療を拒否し、自然に逆らう事なく死を迎え入れようとする父親(三國連太郎)。そして、彼の娘・雪子(安田成美)は、ロシア人トランペッターに心引かれるあまり、幼なじみの青年の想いをないがしろにしていく…。 五木寛之の死生観が見事に反映された作品。また、金沢、ロシア、音楽などなど五木文学に欠かせないアイテムが矢継ぎ早に登場し、五木ファンにはうれしい1作。わがままなヒロインは賛否分かれるだろうが、これもまた非常に五木ヒロイン的ではある。(的田也寸志) |
 | 大河の一滴 B00012T1VG
■Amazonエディターレビュー 100万部を超える五木寛之のベストセラー同名エッセイをもとに、五木自身が原案ストーリーを起こし、日本映画界の重鎮・新藤兼人が脚色、『ハチ公物語』などで知られる神山征二郎が監督したヒューマン・ストーリー。 癌に侵されつつも延命治療を拒否し、自然に逆らう事なく死を迎え入れようとする父親(三國連太郎)。そして、彼の娘・雪子(安田成美)は、ロシア人トランペッターに心引かれるあまり、幼なじみの青年の想いをないがしろにしていく…。 五木寛之の死生観が見事に反映された作品。また、金沢、ロシア、音楽などなど五木文学に欠かせないアイテムが矢継ぎ早に登場し、五木ファンにはうれしい1作。わがままなヒロインは賛否分かれるだろうが、これもまた非常に五木ヒロイン的ではある。(的田也寸志) |
 | 大河の一滴 B0000A4HSM
■Amazonエディターレビュー 100万部を超える五木寛之のベストセラー同名エッセイをもとに、五木自身が原案ストーリーを起こし、日本映画界の重鎮・新藤兼人が脚色、『ハチ公物語』などで知られる神山征二郎が監督したヒューマン・ストーリー。 癌に侵されつつも延命治療を拒否し、自然に逆らう事なく死を迎え入れようとする父親(三國連太郎)。そして、彼の娘・雪子(安田成美)は、ロシア人トランペッターに心引かれるあまり、幼なじみの青年の想いをないがしろにしていく…。 五木寛之の死生観が見事に反映された作品。また、金沢、ロシア、音楽などなど五木文学に欠かせないアイテムが矢継ぎ早に登場し、五木ファンにはうれしい1作。わがままなヒロインは賛否分かれるだろうが、これもまた非常に五木ヒロイン的ではある。(的田也寸志) |
 | ZIPANG B00005HUGD
■Amazonエディターレビュー 伝説の黄金の国「ZIPANG」の扉を開ける鍵をめぐり、忍者団や古代人、そしておたずね者の大盗賊、地獄極楽丸(高嶋政宏)と賞金稼ぎ、鉄砲のお百合(安田成美)らの一行が激しい争奪戦をくり広げていく冒険時代活劇だ。 前半部では、極楽丸がゴルフクラブを替えるようにさまざまな剣を操り、悪党どもを斬り倒していくシーンをはじめ、奇想天外なアイデアの数々が楽しめる。橋のうえでの極楽丸の50人斬りを1カットでとらえるなど、演出にも冒険心があふれている。後半のジパングが舞台のシークエンスでは、ジパングの王の平幹二朗と女王の鰐淵晴子の貫禄が作品を支えている。 往年の時代劇スター、東千代ノ介が徳川家康役でゲスト出演しているあたりも嬉しい。主題歌はXの『エンドレス・レイン』。(的田也寸志) |