 | 男女7人夏物語 DVD-BOX B00005QCL1
■Amazonエディターレビュー トレンディドラマの原点と言われる、鎌田敏夫脚本による恋愛ドラマの傑作。タイトルロールにある「男女7人」を、連続ドラマ初主演となる明石家さんま、後にさんまと私生活でも結ばれる大竹しのぶ、お笑い芸人として人気の片岡鶴太郎、二枚目奥田瑛二、そして池上季美子、賀来千香子、小川みどりと、バラエティに富んだメンバーが演じた。このキャスティングが功を奏し、それまで熱演派のイメージが強かった大竹が、さんまとの軽妙なやりとりを見せたり、逆に油ぎったキャラが売りだった鶴太郎のシリアスな演技が注目されたり、さまざまな意味で新しい才能がここから羽ばたいた。 舞台は隅田川にかかる清洲橋。そのほとりのマンションに住む旅行代理店勤務の良介(さんま)と、フリーライターの桃子(大竹)を軸に、鎌田脚本では定番の“家に集まる仲間”から恋愛へと発展する複数の物語を、テンポよく描ききっている。石井明美の歌う主題歌「CHA-CHA-CHA」も大ヒットし、翌年には続編「男女7人秋物語」が作られた。(斉藤守彦) |
 | 竜馬がゆく B0002ZF1WK
|
 | 太陽を盗んだ男 ULTIMATE PREMIUM EDITION B00005NDHD
■Amazonエディターレビュー ごくごく普通の中学教師が、プルトニウムを盗み出して自らの手で原爆を作り上げ、国家に挑戦していく姿を描いた、伝説の監督・長谷川和彦による反体制的ピカレスク・ロマン。一見荒唐無稽風でアラも多いが、それを凌駕(りょうが)する映画のパワーに満ち満ちている快作であり、20世紀を代表する日本映画の1本にこれを推す者も多い。 特に、前半の原爆を製造する際の描写が秀逸だ。いつもフーセンガムをふくらませている頼りなげな犯人を沢田研二が好演。また、彼が要求する事項が「TVのナイター中継を最後まで見せろ(79年当時は、放映時間が定められていたのだ)」とか「ローリングストーンズを日本に呼べ(当時、彼らは麻薬所持のせいで日本に入国できなかった)」と、何とも時代の空気を感じさせる。対する体制側には菅原文太というキャスティングの意外性もおもしろい。(的田也寸志) |
 | HOUSE B00005N76F
■Amazonエディターレビュー 数々のコマーシャルを手がけた大林宣彦が、初めて劇場用映画を監督したデビュー作。オシャレ(池上季美子)、ファンタ(大場久美子)、ガリ(松原愛)、クンフー(神保美喜)、マック(佐藤美恵子)、スウィート(宮子昌代)、メロディー(田中エリ子)の7人の美少女が、夏休みに田舎に住むオシャレのおばちゃま(南田洋子)の屋敷を訪れるが、ひとり、またひとりと少女たちが失踪して行く…。 ただただ荒唐無稽な作品だが、当時大林監督は硬直化する日本映画に風穴を開けるべく、15歳以下の観客たちで映画館をあふれんばかりにすることを目論んでいた。ストーリーそのものはシンプルなホラー・タッチだが、その映像表現はアニメーションやオプチカル合成を多用したコミック・タッチなものになっており、本来恐怖を感じるべきシーンでも、笑いを誘うところが多い。こうした“CMの魔術師”の映画デヴュー作に対して当時の映画業界人たちは、「内容のない映画」とこの映画を否定的に捉えたが、若い観客たちが強く支持。大林監督のデビュー作は拍手で迎えられた。(斉藤守彦) |
 | 熱中時代 DVD-BOX B000066O6R
■Amazonエディターレビュー おそらくは日本のドラマ史上初の、小学校が舞台の学園ドラマ。1978年放送。、教職免許を持ちながら採用に恵まれずにバイトの日々を過ごす北野広大24歳(水谷豊)のもとに、ついに採用通知が届く。喜び勇んで新米ながらも理想の教師を目指して邁進していく広大。なぜか校長の家に下宿することに。 同じく校長宅に下宿している教師たちとの生活や、クラスの教え子たちとの触れ合いの中で、教師として、人間として成長していく広大の姿を水谷が軽妙に演じ、コミカルに嫌味なく楽しめる傑作。主題歌の「ぼくの先生はフィーバー」共々大ヒットなった。(田中 元) |
 | 陽暉楼 B0000687X5
|
 | NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 徳川家康 3枚組 B00008KKZT
|
 | NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 武田信玄 B00006F1VA
|
 | 奇兵隊 B00005HP9V
|
 | 危険な女たち B00012T3EQ
■Amazonエディターレビュー 白浜の絹村夫妻(小沢栄太郎&北林谷栄)の別荘に、医者の秀雄夫妻(寺尾聡&大竹しのぶ)など親しい面々が集まった。しかし、やがて秀雄が殺害され、そのそばには銃を持ったまま立ち尽くす彼の愛人・冴子(池上季実子)の姿が。別荘の隣人の推理作家・周平(石坂浩二)は、事件を独自に推理し、それを小説にして絹村夫人に読ませるが……。 アガサ・クリスティの『ホロー荘の殺人』を翻案して野村芳太郎監督が映画化したミステリ大作。かつてエラリ・クィーンの『災厄の街』を『配達されない三通の手紙』として翻案映画化した経歴のある野村監督だけに、ここでも手馴れたタッチでファッショナブル・サスペンス劇を構築している。日本が誇る名探偵・金田一耕助がもっとも似合う俳優・石坂浩二が、ここでも殺人事件と対峙し、貫禄の推理ぶりを披露。(的田也寸志) |