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■Amazonエディターレビュー 作詞家の阿久悠が自身の戦後体験をもとにした小説を原作とした映画3作品をBOX収録。まず篠田正浩監督の1984年度作品『瀬戸内少年野球団』は、敗戦直後の淡路島を舞台に、未だ戦争の影を引きずる大人たちとは裏腹に、戦勝国アメリカがもたらした娯楽=野球のチームを結成する少年少女たちの姿を生き生きと描いていく。淡路島は阿久悠の故郷。先生役の夏目雅子は、惜しくもこれが遺作となった。 1987年の『瀬戸内少年野球団・青春編/最後の楽園』はその続編にあたり、1950年代後半の東京を舞台に前作の少年少女が成長して上京し、それぞれの青春を生き抜いていく姿が切なく描かれていく。主演は田原俊彦と鷲尾いさ子で、監督は『天城越え』などの俊英・三村晴彦にバトンタッチ。そして再び篠田正浩監督がメガホンをとった96年の『瀬戸内少年セレナーデ』は、阿久悠の『飢餓旅行』が原作。阪神大震災直後の神戸から、昭和21年の淡路島へとさかのぼっていくという構成で、ある一家が戦死した長男の骨を故郷の宮崎に収めるための船旅の様子が描かれていく。長塚京三の頑固一徹な父親像が秀逸。また次男役の鳥羽潤は、本作でその年の新人賞を多数受賞した。3作ともに個性豊かではあるが、その中でもやはり戦後日本に対する篠田監督の想いが原作のテイストと合致した第1作が秀でている。メインタイトルに星条旗を映し出し、そこにグレン・ミラー楽団の『イン・ザ・ムード』が流れるという皮肉さがたまらなく魅力的だ。(的田也寸志) |
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■Amazonエディターレビュー ガン、糖尿病、高血圧という3大成人病をテーマに鴻上尚史、大森一樹、渡邊孝好の3監督がリレー形式で描いたオムニバス・コメディ。 第1話「マイ・スウィート・リトル・キャンサー」(鴻上監督)では、證券会社に猟銃をかまえて籠城するガン・ノイローゼの藤井(勝村政信)を説得する医師団が仲間割れをはじめ、第三者にまでガン・ノイローゼが蔓延してしまう。第2話「ランゲルハンス・コネクション」(大森監督)は、糖尿病を持つ靖子(名取裕子)がテレビのグルメ番組のレポーターを任され、半分ヤケになって挑戦する。ところが視聴率はウナギ上りに。第3話は「ハイパーテンション・ロード」(渡邊監督)。悪天候のため緊急着陸した飛行機に乗っていた晶(中川安奈)はその男名前が災いして、田辺(大竹まこと)という高血圧の四十男とホテルに同宿させられてしまう。 医師免許を持つ大森監督が企画し、「ぼくが医者をやめた理由」の著者・永井明が脚本に参加した作品。医学的な情報も押さえつつ、それぞれの監督が得意とするシチュエーションに、美人女優とコメディ・リリーフの男優を投入する形式をとっており、とりわけ第1話で女医に扮する鷲尾いさ子は、白昼の町中で「それはうんこですっ!」というセリフを連呼し、開き直った熱演を見せる。(斉藤守彦) |